グラミー賞授賞式の舞台に立ったBTS「必ずまた来る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.12 13:23
「ホワイト・グラミー」が変わった。10日(現地時間)、米国LAステイプルズ・センターで行われた第61回グラミー賞授賞式は性別・人種・ジャンルなど多様性が目立った。
本受賞者から破格の連続だった。5個の部門候補に上がったが授賞式に参加しなかったラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノ(36)が「今年の歌」「今年のレコード」など4冠を果たした。ガンビーノの『This is America』は銃器所有や黒人の人権問題を扱った曲で、ラップ音楽が「今年の歌」になったのは今回が初めてだ。昨年それぞれ7、8部門にノミネートされたケンドリック・ラマーとジェイ・Zが本賞受賞に失敗したのとは明確な違いが見られる。
2011年のデビュー以来、昨年初めてビルボード・シングル・チャートの頂点に上ったガンビーノはハリウッドでは既に本名のドナルド・グローヴァーで有名だ。2006年にドラマ『30 ROCK』の脚本でデビュー、企画・演出・演技を兼ねた『アトランタ』で2017年ゴールデングローブ作品賞・主演男優賞を同時に受賞した。同ドラマで黒人初のエミー賞監督賞を受けたのに続きグラミー賞でもう一度歴史を作ったことになる。