文大統領、きょうバチカン訪問 「法王、南北平和を導いてほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.17 08:25
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、フランシスコ法王との会談(18日)を控えて16日(現地時間)、法王庁の機関紙「オッセルヴァトーレ・ロマーノ」に寄せた特別寄稿文で「南北の真の和解と協力、恒久的平和は、政治と制度が作り出した変化以上が必要だ」と伝えた。
北朝鮮の実効性ある非核化と、それに伴う国際社会の相応措置などを引き出すためにカトリックの役割を要請したいという意味だ。
文大統領は「法王が平壌(ピョンヤン)を訪問すれば熱烈に歓迎する」という北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のメッセージを携えて法王に会う。これに関連し、この寄稿文の中で「韓半島(朝鮮半島)の平和と繁栄の新たな時代を切り開くための前人未踏の道を歩いていく間、和解と平和のための『出会いの外交』を強調された法王のメッセージを常に心に刻んでおきたい」と明らかにした。続いて文大統領は「先月、平壌で歴史的な平壌共同宣言を採択し、南北は軍事的対決を終わらせることにした。米国と北朝鮮も70年の敵対を終わらせて向かい合って座った」とし「すべて出会いと対話が成し遂げた結果」と強調した。