中国高官専用機が平壌出発…金正恩委員長搭乗の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.10 10:58
北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が米朝首脳会談に向け１０日にシンガポールに向かうとされる中、この日朝平壌（ピョンヤン）に到着した中国国際航空所属の中国高官専用機が平壌空港から出発したことが確認された。
航空機経路追跡サイト「フライトレーダー２４」によると、ＣＡ１２２便は北朝鮮時間でこの日午前８時３０分ごろに平壌空港を出発した。この航空機は中国時間午前４時１８分に北京・首都空港から出発し、北朝鮮時間午前７時２０分に平壌に到着した。この航空機は北朝鮮が今回の米朝会談に向け中国側から借り受けた可能性が提起されている航空機のひとつだ。
金正恩委員長がこの航空機に搭乗したのかは不明だ。ただ金委員長と北朝鮮随行団は１０日にシンガポールに到着する予定ということから、北朝鮮側関係者が搭乗したものと推測される。金委員長はこの日午後にシンガポールに到着する予定とされている。トランプ米大統領もこの日のシンガポール入国を控えている。