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【時論】文化は管理領域ではなく遊びの広場だ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 15:30
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金英那(キム・ヨンナ)前国立中央博物館長はある新聞とのインタビューで自身の退任理由を明らかにした。フランス装飾美術展の開催に反対して青瓦台(チョンワデ、大統領府)の圧力で退くことになったということだ。フランス装飾美術展は、韓国とフランスの修交130周年を記念して推進された。パリのルーブル国立装飾美術館やシャネル、カルティエ、ルイ・ヴィトンなどフランスのブランド企業の連合体であるコルベール財団が共同主催して今年5月から8月まで開催する予定だった。

金英那前館長は、フランス側が装飾美術展を企画しながらシャネル、カルティエ、ルイ・ヴィトンなど自国ブランド品を展示しようとして反対したと主張した。商業的なイベントを行うのは適切ではないということだ。フランス装飾美術展は失敗に終わり、政府はその責任を問いつめた。

 
釜山国際映画祭と金英那前国立中央博物館長人事の騒動は、互いに性格が異なる。だが共通して政治と文化の間の摩擦を見せている。政治は文化を管理の領域として見ているが、文化芸術家は自律の領域だと考える。政治は、文化が共通の経験を構成して社会統合の機能を担うべきだと考えるが、文化芸術家は自律的で独立的である時に文化の真正性を表現できると信じている。

大衆文化の理論家テオドール・アドルノは、文化が管理の領域に陥ることを警戒した。文化が管理されればますます本当に神の創造物としての文化の真正性が脅威を受けるためだというのだ。彼はこのような現象を「美的野蛮性」と呼んだ。アドルノはナチス時代を生きてきたので彼の憂慮は十分に納得できる。

今、文化はどの時期よりも自律性を認められている。それでも政府が推進する文化政策として管理の問題を排除することもできない。文化は社会的や産業的に重要だからだ。問題は、文化政策が見せる管理の範囲だ。真の文化の管理は他律的な規制ではなく遊びの広場を広げることだ。支援はするものの干渉は最小化することだ。文化という遊びの広場で時には問題が引き起こされることがある。しかしそれは創意的な活動として文化の特性だ。政府が推進する文化隆盛は、文化の特性を認める時に初めて達成されることができる。

支配人が、美味しい店の料理人にこのような調味料を使え、あんな料理を作れと指示すれば、食べ物の味は消えてしまい客はもはや食べる楽しみを失ってしまうだろう。文化の主体は、それを享有する大衆だ。大衆が楽しむ文化の味覚を、誰も邪魔することはできない。

チュ・チャンユン ソウル女子大学言論映像学部教授

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


【時論】文化は管理領域ではなく遊びの広場だ=韓国(1)

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