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<韓国旅客船沈没>「生存した生徒、笑うことも泣くこともできない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.24 11:37
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「安山は“回避の都市”になってしまいました。市民は感情を表わすことを避け、他の地域住民たちは安山に来ることを避けます」。

旅客船セウォル号犠牲者・不明者・生存者対策委員会傘下記録委員会のキム・ジョンチョン事務局長(42)。キム事務局長は事故2日後の18日から京畿道(キョンギド)安山市(アンサンシ)の様子を動画と写真に収めている。

 
キム事務局長はもともと市民団体と関連した動画製作を手がけていた。セウォル号事故が起きた後、「我々社会が忘れない記録を作りたい」と家族対策委員会に提案した。その後100日近くボランティアとして記録を収集・作成している。初めは1人で始めた活動が、今では韓国写真協会会員など50人余りが加わった。今まで収集した記録物だけでコンテナ1つ分になる。

動画などの資料は犠牲者家族と生存した生徒たちを主に収めた。合同焼香所と一般市民の表情もとらえた。いくつかの場面はキム事務局長の脳裏に焼き付いている。先月中旬、友人3人と一緒に焼香所を訪れた女子生徒がそうだった。生徒はある生徒の遺影の前でひざまずいて泣いた。理由を尋ねると学生は涙に濡れながらこのように答えた。「中学校の時にいじめていた友人が犠牲になりました。初めはどうしていいか分からなかったけど、一緒にいじめていた友達を呼んでここに来ました。今でなければ永遠に謝れなくなれそうで…」

ある中学校教師は「犠牲になった檀園(ダンウォン)高生徒のうち50人は私が担任した子供たち」と話して嗚咽したとキム事務局長は語った。

生徒対象の心理治療には疑問を投げかけた。「ある時は500項目もある精神検査用紙を与え、ある時は真っ白い紙に心を描いてみるよう言ったりします。それを何回も繰り返すのが子供たちのことを考えた治療なのでしょうか。子供たちの反応もこうです。『私たちをただ研究対象、観察対象としてだけ見ているようだ』と」。生徒はまた「笑うことも泣くこともできない」という話をたびたびするという。「笑えば周りから『セウォル号と友人のことをもう忘れてしまったのか』と言われるし、泣けばお母さんやお父さんがすごく心配するかもしれない、というのが子供たちの考え」とキム事務局長は説明した。

記録は10年間続けていく計画だ。キム事務局長はこれを「『社会の記憶』を作っていく過程」と表現した。キム事務局長は「大韓民国がセウォル号事故をいかにして克服したか、教訓を記憶し続けたかを10年後の安山の様子と75人の生存した生徒の姿でお見せしたい」と話した。

一方、セウォル号犠牲者家族100人余りと安山市民100人余りは23日、「セウォル号特別法制定」を促す1泊2日の街頭行進を始めた。同日午前9時、安山政府合同焼香所を出発して檀園高等学校を経て光明(クァンミョン)市民体育館で1日泊まった後、24日にソウル汝矣島(ヨイド)の国会を経てソウル広場まで歩く予定だ。

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