外食業者、昨年は2時間待ち…最近は休日も行列はなく=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.19 11:38
18日午後2時、企業が運営するAファミリーレストランのソウル永登浦店。休日だが、ホワイトボードの待機者リストは空いている。時々客が入ってくれば、従業員が迎えて空席に案内する。店の関係者は「昨年までは週末なら2時間待ちのため引き返す人も多かったが、今年はほとんどそういうケースがない」と話した。
このファミリーレストランは08年の金融危機当時も成長するなど、一時は売上高の伸び率が20%を上回ったが、今年から減少し、先月は7%にとどまった。16日午後2時、ソウル駅の大型アウトレット。各売り場に「40ー60%割引」という表示があった。アウトレット内の客数に比べ、売り場で物を選んでいる人は多くなかった。児童服売り場にいたイ・ハクジャさん(62、女性)は「毎年、誕生日プレゼントを兼ねて孫に夏服をプレゼントしていたが、今年は負担なのでもう少し安い学用品に変えなければいけないようだ」と話した。このアウトレットは今年1月にオープンしてから3カ月間、売上高は月120-130億ウォンだったが、6月には100億ウォン、7月には86億ウォンに減った。
中産層の消費心理が冷え込んでいる。内需業種のうち外食産業がまず直撃弾を受けた。外食費は中産層が緊縮する際に真っ先に減らす費用だ。Bファミリーレストランは今年、低価格の新メニューを多数出し、メニュー・食器・インテリアに職員のユニフォームまで変えるほど攻撃的なマーケティングをしたが、売上高の伸び率は昨年に比べて落ちている。