韓国の「キムチ作り文化」、ユネスコ無形遺産登録(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.06 11:34
◆保存技術をより一層開発してこそ――キムチ作りが韓国人の重要な例年行事であることは間違いないが、若い世代には煩雑なものとして認識されている。先だって行われた調査でも「家で直接キムチ作りをする」と答えた比率が50代以上では83.0%である反面、40代では36.9%、30代では20.7%に減った。
順天(スンチョン)大学キムチ研究所パク・ジョンチョル所長は「市場に行ってハクサイ、ダイコンを買って塩で漬けて洗って、各種野菜を購入して薬味を作ることは非常にわずらわしい。漬けたハクサイやタレを配合したキムチの薬味の販売をより一層活性化してキムチを自分で作って食べる雰囲気を広める必要がある」と提案した。保存技術を開発して漬けたハクサイの販売を商用化してキムチの薬味を材料や味により多様化しようという意見だ。