海洋水産部長官時代の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は「JP(金鍾泌)と自由民主連合(自民連)をまた見ることになった」と告白したことがある。 DJP(金大中と金鍾泌)連合政権に所属し、行政を学んでいる最中だった。 盧長官は「国務会議に行けば尊敬できる長官は3人いる」と話した。 自民連出身の韓甲洙(ハン・カプス)農林、辛国煥(シン・ククファン)産業資源部(産資部)長官、民主党出身の高建(コ・コン)ソウル市長がその3人だ。 一様に30年以上もエリート官僚を経験している。 盧長官は「3人の方が発言する度に、豊かな経験としっかりとした論理に感動を受ける」とし「民主党出身の長官らは能力がかなり落ちる」と比較した。
実際、韓・辛長官は果川(クァチョン)官界でしっかりと仕事をした長官として評価されている人物だ。 盧長官が「JPの人を見る目は最高だ」と感服した程度だ。 盧前大統領が初の組閣当時、高建国務総理を指名したのも偶然ではない。 彼は不安なアマチュア政権に安堵感を与える均衡軸の役割を十分に果たした。