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安い、強い…中国産テレビが韓国市場攻勢(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.01 15:44
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技術レベルも韓国企業を脅かすレベルに達しているという評価だ。TCLは昨年9月に独ベルリンで開催されたIFAで、次世代テレビと呼ばれる量子ドットテレビをサムスン・LGを抜いて初めて公開し、業界の注目を集めた。

「中国のアップル」と呼ばれるシャオミのUHDテレビはさらに脅威だ。最近シャオミが中国で発売した55インチUHDテレビ価格は4999元(約88万ウォン)と、同じ仕様のサムスン・LGテレビに比べ3分の1水準だ。ロッテハイマートと11番街がシャオミテレビの導入を検討している。バッテリーパックと体重計・空気清浄器を通じて国内でも良いイメージを得ているだけに、シャオミテレビの国内輸入は時間の問題とみられる。

 
このように中国ブランドテレビの韓国上陸が続くと予想され、国内企業は緊張している。今まで80%にのぼる国内シェアを確保してきたが、こうした基盤を失う危機を迎えたのだ。普及型製品を中心に値下げをしないわけにはいかない状況だ。国内消費者の立場では選択の幅が広まったという点で望ましい変化といえる。

LG経済研究院のキム・ジェムン首席研究委員は「中国に比べて韓国は人件費など価格競争力が低く、価格ではすでに中国企業などとの競争が不可能な状態」とし「画質の差に感性を加えるプレミアム戦略に進むしかない」と述べた。


安い、強い…中国産テレビが韓国市場攻勢(1)

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