THAAD報復1年、平昌五輪に中国人観光客はいなかった…依然とした禁韓令(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.28 18:04
ロッテ系列会社7社が計3兆ウォンを投資してデパート・映画館・遊園地などを作る瀋陽ロッテワールドプロジェクトは2016年11月を基点に「オールストップ」状態だ。ロッテが星州(ソンジュ)ゴルフ場の敷地を国防部と交換することで合意した時点だ。財界はロッテマートの撤収によるビジネスチャンスの損失などロッテが受けた有・無形の被害を合算すればその規模は2兆ウォンに迫ると見ている。
2月初めに開かれた韓中国経済長官会議を機にロッテに対する報復措置が解除されるのではないかという期待が寄せられたが、実際に進展はなかった。当時訪中した金東ヨン(キム・ドンヨン)副首相が中国内の韓国企業12社の代表者を呼んで懇談会を開催したがロッテは外された。政府関係者は「韓中国高官会談でも『韓国企業の困難を解決してほしい』と遠まわしに表現する。ロッテの「ロ」も言えない雰囲気」と話した。