ソウル江南の医療観光、東南アジア人に目を向ける(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.20 09:35
状況が難しくなると、江南区の医療機関は東南アジアに目を向けている。中国・日本・ロシアなどと比較して「新たなブルーオーシャン」という期待感のためだ。実際に韓国を訪れたベトナム患者は2009年は327人に過ぎなかったが、昨年には5316人と16倍以上急増しながら国家別順位で7位を占めた。フィリピンの患者も同期間で6.8倍増加した。アン・ヒョンソン江南区医療観光協会事務局長は「東南アジアの場合、地理的な要因や韓流、経済成長などの影響で医療観光が着実に増えるものと期待される」と話した。
先月中旬にはサムスンソウル病院やミズメディ病院など11医療機関が江南区とともにベトナムのホーチミンで医療観光の説明会を開いた。この場では無料診療相談とマンツーマンのビジネスミーティングなどが行われた。