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米国が韓国製鉄鋼材に最高61%の関税

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.07 12:06
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米国政府が韓国製鉄鋼に再び高率の関税を賦課した。

6日の外信報道によると、米商務省はポスコなどが輸出する熱延鋼板に対する反ダンピングと相殺関税率を策定し近く正式発表する予定だ。ポスコには60.93%、現代製鉄には13.38%の関税率を付けた。米国際貿易委員会(ITC)の最終決定が残っているが、雰囲気を考慮すると原案通りに確定する可能性が大きい。韓国企業の対米熱延鋼板輸出規模は年間5億~7億ドルだ。このうち75~80%を占めているポスコは「世界貿易機関(WTO)に提訴するなど法的対応策を検討している」と明らかにした。ITCは先月韓国製めっき鋼板に対し8.75%(東国製鋼)から47.8%(現代製鉄)の関税率を確定した。米商務省は同月、韓国製冷延鋼鈑にも高い関税率(ポスコ64.7%、現代製鉄38.2%)を策定した。ポスコ経営研究院のキム・ジソン首席研究員は「鉄鋼材の供給過剰と景気低迷が続き世界的に自国産業保護の動きが強まっている。企業の輸出先多角化と政府の積極的交渉が必要だ」と話している。(中央SUNDAY第491号)

 


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