「25年で人口半分の江原道旌善、都市再生に出なければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 16:42
「3万9197人」。昨年末基準の江原道旌善(カンウォンド・チョンソン)郡の住民登録人口の数だ。1990年の8万8377人から25年で半分になった。廃鉱が増えながら地域の経済事情が悪化すると、住民たちがほかの地域に出て行ったのだ。2000年、国内唯一の内国人向けカジノである江原(カンウォン)ランドがここでオープンしたが事情は良くならなかった。毎年500万人以上の観光客が訪れて経済事情は良くなった。だが違法融資業者・風俗店などの有害施設が共に増えながら居住環境が悪化したためだ。
このような旌善地域の住民たちの悩みを解決するための「良いまちづくり」フォーラムが江原ランドの主催で27日に開かれた。江原ランドのコンベンションホテルで開催されたこの行事には、地域住民や地方自治体関係者ら計600人が参加した。ハム・スンヒ江原ランド代表は基調発表で「江原ランドが出した利益を地域住民の要求により投資してきたが、実質的な住民の生活の質の向上には限界があった」として「新たな道を探さなければならない」と話した。