青瓦台民政首席秘書官が「抗命辞任」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.10 10:12
金英漢(キム・ヨンハン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)民政首席秘書官が9日、金淇春(キム・ギチュン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長の指示を拒否して突然辞任し、波紋が広がっている。国会運営委員会全体会議で与野党が金首席秘書官を出席させることに合意すると、金淇春室長は金首席秘書官に国会に出席するよう指示した。運営委はこの日、「チョン・ユンフェ文書」に関する「秘線(影の人物)国政介入疑惑」を扱うために招集された。
金英漢首席秘書官の抗命辞任に関し、金淇春室長は運営委での答弁で、「与野党が合意して国会への出席を要求し、秘書室長の指示に公職者が応じなければ、応分の責任を問わなければいけない」とし「金英漢首席秘書官の辞表を受けて大統領に解任を建議する。民政首席秘書官は政務職であり、政務職は解任が最大の問責措置」と明らかにした。
辞任の理由について金英漢首席秘書官は「民政首席秘書官は国会に出席しないのが慣行であるだけに、悪い先例を残さない。文書流出事件後に任命され、事件についてよく知らないが、私が出席するかどうかが争点になるのは政治攻勢であるだけに辞任する」という立場を明らかにしたと、閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官が伝えた。