ソウル初公演のコールドプレイ「皆さんはこの世で最高の観客」(1)

ソウル初公演のコールドプレイ「皆さんはこの世で最高の観客」(1)

2017年04月17日11時22分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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15日、ソウル蚕室(チャムシル)メインスタジアムで開かれたコールドプレイの初の来韓コンサート。ボーカルのクリス・マーティンが持ってきた太極旗がマイクにかけられている。コールドプレイは訪問国の国旗とその国のファンのための歌をいつも準備するという。(写真提供=現代カード)
  「17年間待ってくれてありがとう。今日、ソウルで最高のステージを約束する!」

  英国のスーパーバンド、COLDPLAY(コールドプレイ)の一言はこれまで来韓公演を待ち焦がれていたファンの心をなだめるには充分だった。2000年1stアルバム『パラシューツ(Parachutes)』でデビュー後、一度も韓国を訪れなかったことに対するファンの気持ちをよく知っているかのようだった。15~16日の2日間、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場オリンピック(五輪)メインスタジアムで開かれた「現代カード スーパーコンサート22コールドプレイ」に訪れた10万人の観客は、U2・マドンナ・ローリングストーンズと共に待望アーティスト「ビッグ4」に上げられるコールドプレイの韓国上陸に沸いた。

  今回の公演は2015年12月に発売された7thアルバム『A Head Full of Dreams』発売記念ツアーの一環。昨年3月のアルゼンチン・ラプラタを皮切りに、ことし10月の米国サンディエゴに至るまで世界87都市をめぐる大ツアーだ。

  特にソウル公演はチケット前売り当時、同時アクセス者数が90万人に達し、チケット発売サイトが麻痺して追加公演を用意するなどの激しいチケット戦争が繰り広げられて話題になった。「席を増やしてほしい」という度重なるファンのリクエストに現代カードは視野制限席まで追加で出した。海外アーティストが2日連続でメインスタジアムで公演を開くことも、単一公演で10万人の観客を動員するのもすべて初めての出来事だ。

  15日午後8時。観客5万人が殺到した公演会場は殺気立っていた。5分後、プッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』のアリア『O mio babbino caro(私のお父さん)』が響き渡り、雰囲気が高まり始めた。韓国ファンによる「宇宙最強のバンドを紹介します、コールドプレイ!」という紹介映像が終わると同時に、クリス・マーティン(ボーカル・ピアノ)、ジョニー・バックランド(ギター)、ガイ・ベリーマン(ベース)、ウィル・チャンピオン(ドラム)が姿を見せると、観客は手首につけたザイロバンドを空に突き上げて一斉に歓呼した。リモートコントロールが可能なLEDバンドの「ザイロバンド」は、曲によって赤・青・紫などに変化しながらコンサート会場を総天然色に染めた。ファンの手の動きはまるでバンドの伴奏に合わせて夜空に絵を描くように揺れた。

  今回のツアーのタイトルである『A Head Full of Dreams』で公演が始まると、観客は『Paradise』『Viva la Vida』など休みなく雄壮な合唱を継続した。『Viva la Vida』の雄壮な伴奏は心臓の鼓動を刺激し、マーティンは「今度は低く、下へ」と言って準備体勢を取った後「さらに高くジャンプ!」と叫ぶなど、オーケストラ指揮者のように張り出しステージを飛び回って観客の呼応を誘導した。特に韓国の昨年末の時局と重なりJTBCのニュース番組『ニュースルーム』のエンディング曲として使われるなどして観客にも馴染みの深い『Viva la Vida』が流れると、指定席の観客も総立ちになってこのスタンディングパーティーに参加した。「人生万歳」という意味のタイトルと、腐敗した権力の没落を風刺した歌詞の同曲は、メンバーも「最も満足している仕上がりの曲」に挙げているナンバーだ。

ソウル初公演のコールドプレイ「皆さんはこの世で最高の観客」(2)
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