韓国で無人運転車のための「頭脳」を初めて開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 08:46
韓国の研究陣が無人自動運転車の核心技術である「高性能プロセッサ」の開発に成功した。
韓国電子通信研究院(ETRI)は1日、無人自動運転車の機能を統合・実行する専用プロセッサ「アルデバラン」を開発したと明らかにした。これまで韓国内では無人自動車に関連した技術開発が活発に行われていた。だが、無人車の性能を決定づけるプロセッサは海外の技術に依存してきた。
ETRIが開発したプロセッサは4種類の動作を同時にこなすことができる「頭脳」の役割を果たすクアッドコア(Quad-Core)構造技術を適用して無人自動運転車の複雑な機能を実行できるようにした。走行中、映像やレーダー、ライダー(LiDAR、光を使った物体検知と測距)、超音波などを通して、入力されたさまざまな情報を分析しながら車を自動制御する役割を果たす。