韓経:アルファ碁に半導体100万個搭載…韓国半導体の飛躍「起爆剤」になるか

韓経:アルファ碁に半導体100万個搭載…韓国半導体の飛躍「起爆剤」になるか

2016年03月11日15時49分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  人工知能(AI)が韓国の半導体産業を今一度飛躍させる「起爆剤」になる可能性があるという展望が出てきた。人工知能技術の発展で高仕様の半導体需要が増え、人間のように記憶と演算を1カ所で処理する次世代製品への進化が促進されるという理由からだ。関連技術で優位を見せているサムスン電子やSKハイニックスなどが大きな恩恵を受けるだろうという予想が出てくる。

  イ・セチョルNH投資証券研究員は10日「李世ドル(イ・セドル)九段がアルファ碁との囲碁対決で敗れたのは、人工知能が市場の予想よりも早く発展していることを意味する」として「関連製品の需要がいち早く増える可能性が大きくなっただけに、サムスン電子やSKハイニックスのような韓国の半導体関連企業に新たな飛躍のきっかけになりうる」と話した。

  サムスン電子は演算機能を受け持つプロセッサと、記憶に該当するメモリー製品をいずれも生産するほぼ唯一のグローバル企業という点が、次世代半導体産業でも主導権を握る可能性が高い企業として挙げられている。人工知能の発展によりメモリー半導体の高仕様化が加速化しながら視角センサーなどとの連係技術が浮上する場合、800万画素および1300万画素のCMOSイメージセンサー(CIS)などを生産するSKハイニックスにとっても好材料として作用するという分析だ。

  アルファ碁は最高仕様の企業用サーバー300台をつなげて作った「怪物」として100万個以上の半導体が搭載されていると業界は推測している。

  スーパーコンピューターはコンピューターを並列連結して作る。アルファ碁はコンピューター300台でつくられているという。最高仕様のサーバー1台には「頭脳」であるインテルの中央処理装置(CPU)4個とこれを支援するサムスン電子のDRAMモジュール48個が搭載されている。これを基に推計すればアルファ碁にはCPU1202個が入っていると思われる。

  ここに64ギガバイト(GB)のDRAMモジュールが搭載されたと仮定すればサーバー1台あたりのDRAM容量は3テラバイト(TB)を超える。これに伴いアルファ碁には923テラバイト容量のモジュールが入っていると分析されている。現在、高仕様サーバーに入る主力DRAMである20ナノ8ギガビット(Gb)DDR4で割って計算すれば計92万3136個のDRAMが使われたことになる。各サーバーにエラーに備えてDRAMモジュールがもう1つずつ加えて搭載されることまで考慮すれば、103万8000個が入ったものと考えられる。

  グラフィックを担当するグラフィック処理装置(GPU)176個、NANDフラッシュメモリを合わせれば計106万個以上の半導体が使われたと観測されている。
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