<文化が力だ>(4)韓国企業文化、今こそ変えよう…「全職員が価値共有してこそ生存」(上)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.01 15:34
5月16日(現地時間)午前9時、デンマークのビェリンブロ(Bjerringbro)にあるイドレツパーク水泳競技場。3人の子供の母親である会社員パク・ジヨンさん(36)が震えるような気持ちで水中に飛び込んだ。観衆があちこちで太極旗をはためかせ「オリンピック水泳国家代表」のパクさんを応援した。彼女は世界1位のポンプ会社であるデンマークのグルンドフォスグループが4年ごとに開く「グルンドフォスオリンピック」に韓国代表として太極マークを付けて出場した。
競技が開かれた期間(5月14~17日)、グルンドフォス本社があるビェリンブロは万国旗がはためく巨大なオリンピック選手村に変貌した。世界56カ国の83のグルンドフォス子会社から1215人が出場した。宿舎はビェリンブロで人口7500人中5000人におよぶ本社職員たちの家だ。国家別パレードをする開閉幕式はもちろんカヤック・走り高跳び・ハンドボールなど26種目の競技がインターネットでリアルタイム中継された。