<インタビュー>南北、信頼構築と共同の関心で対峙状況を乗り越えよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.31 16:37
11月9日、「ベルリンの壁崩壊」から四半世紀を迎える。ドイツは1990年10月3日、再統一(Deutsche Wiedervereinigung)を実現させた。ドイツの再統一は合理的で積極的な統一外交の産物と評価される。ベルリンの壁が崩壊した後、東西ドイツ政府は第2次世界大戦後にドイツを分割占領した4カ国(米国・ソ連・英国・フランス)を対象に必死に統一外交活動をした。その結果、いわゆる「2+4プロセス」を経てドイツ統一が認められた。まだ悲劇的な分断状況を経験している韓国としてはうらやましく感じるだけでなく、ドイツの貴重な経験を吸収して、統一の準備に拍車を加えなければならない状況だ。このように統一過程での対外政策に関する経験を韓国に伝えるため、フランク・ヴァルター・シュタインマイヤー独外相(58)が尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の招請を受け、1泊2日の日程で今日、訪韓する。統一直前の90年4月から統一外交を4カ月間引き受けたマルクス・ メケル元東ドイツ外相(60)がともに訪韓する。ソウル到着に先立ち、シュタインマイヤー外相にメールでインタビューした。
--統一を実現させたドイツの外相がベルリンの壁崩壊25周年を控え、地球上の唯一の分断国家である韓国を訪問するのは意味深い。今回の訪韓の最も大きな目的は。