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【コラム】「代わりに中国に謝罪します」=韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.14 15:04
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アパート玄関下の隙間からメモが入ってきた。

「我が家のガラス窓が割れた。あなたの家の息子がその時間に家の前でボール遊びをしていたので、確かめて必要な措置をするよう望む。私たちも誰がやったのかさらに確認してみる」。

 
子供を呼んで尋ねると驚いて飛び上がり“犯人”じゃないという。家は騒がしくなり、そばにいた叔父・叔母も一言ずつ口を挟む。「その家はもともと他人にぬれ衣を着せる」。「レベルの低い家で、でたらめな話をよくする」。その糾弾の声は、隣に聞こえるほど大きい。その家の中から発見されたボールが、子供が持っていて遊んだものなのか調べるなどの“真相調査”は後回しにされる。ところが少し時間が経ってから子供の友人が告白をした。我が家の子供と一緒に遊んでいてガラス窓を割ったと。その家を越えて入ったボールが、子供が持って遊んでいたものであることも確認された。では今からどうすべきだろうか。

ぴったり合う話ではないかもしれないが、「ソウル市公務員スパイ証拠操作」事件に対する国家情報院など関連機関と一部の与党議員の様子を見守っていて思い出した、比ゆ的な状況だ。

2月13日、在韓中国大使館はユ・ウソン(中国名:リュ・ジャガン)氏事件に関連して検察が裁判所に提出した3種類の文書が偽造されたものだと明らかにした。中国の政府機関が発行したことになっている文書がにせ物だということだった。韓国の法務部長官と外交部長官は直ちに「正式な外交ルートを通じて発給された文書」と主張した。国家情報院も「該当文書は事実と符合する」と反論した。「裁判に影響を及ぼそうとする試みに遺憾を表明する」とも述べた。

政治家たちはさらに一歩出た。尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)セヌリ党院内首席副代表はこの事件を「中国公安当局の防諜事件」と規定した。中国政府が文書を渡した協力者をスパイとして処罰するために我を張っているという主張だった。彼は中国大使館とユ氏側の内通の可能性をも提起した。同党の金鎮台(キム・ジンテ)議員はラジオインタビューで「先進国にならない国で、政府機関が発行した文書が後で問題が生じた時に言い逃れるケースがたびたびある」と話した。

この事件の実体は、相当部分があらわれてきた。国家情報院の幹部が情報部員に命じて文書を偽造したことが検察捜査で明らかになった。現在残っているのは、国家情報院のどのラインまで介入したかという程度だ。それでも中国に居直る態度を見せていた彼らは黙りこくっている。国家情報院は先月10日「当惑し、申し訳ないと考えている。物議をかもしたことについて国民の皆様に謝罪申し上げる」と、ひっそり立場を明らかにした。中国政府に対しては一言半句もなかった。

いくら隣が信じがたく、どうしても身内の肩を持ちたくなるからといっても、礼儀は守るべきだった。どうせ礼を欠いたのであれば丁重に謝罪するべきだ。まずは彼らに代わって、国民の1人として中国に申し訳ない気持ちを表わしたい。

イ・サンオン社会部門記者

(中央SUNDAY第370号)

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