１２３年の歴史を誇る歌舞伎座が新開場 “日本復興”盛り上がる東京（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.04 16:09
日本国内の社会学者は「日本人が歌舞伎座の新開場を烈列に歓呼しているのは、単に公演を見ることだけでなく、アベノミクスで社会全体の活気を取り戻し、『過去の日本を取り戻すことができそうだ』という自信が複合的に投影されたため」と解釈した。
実際、歌舞伎は日本人にとって苦難克服の象徴だ。 皇室が楽しんだ雅楽や幕府と大名が保護した能および狂言とは違い、歌舞伎は庶民の文化だった。 幕府から弾圧を受け、歌舞伎座の相次ぐ焼失もあった。 戦後には連合軍総司令部（ＧＨＱ）が「封建的で非民主的な内容が多い」という理由で上演を禁止したりもした。 歌舞伎があらゆる逆境を乗り越えて復活したように、日本経済も長い沈滞から抜け出すことを願う心情が、歌舞伎座の新開場に対する熱狂として表れているという指摘だ。
読売新聞は「約２６０年間続いた江戸時代当時も、最も文化が栄えて活気づいたのは経済が回復した１６世紀末から１７世紀初」とし「アベノミクスが結実して経済が回復すれば、文化もまた息を吹き返すだろう」と強調した。
１２３年の歴史を誇る歌舞伎座が新開場 “日本復興”盛り上がる東京（１）