古地図動員・兵力増強…中国と領土紛争中の国家の対応は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.08 10:14
中国の南中国海要塞化に最も激しく反対の声を上げている国はベトナムだ。6月にベトナム議会が海洋法を改正し南中国海のスプラトリー諸島(ベトナム名・チュオンサ諸島、中国名・南沙諸島)とパラセル諸島(ベトナム名・ホアンサ諸島、中国名・西沙諸島)がベトナムの主権管轄内にあると規定し1日で中国が速戦即決で三沙市を作ってしまったためだ。
経済攻撃も始まった。中国国営海洋石油総公社(CNOOC)は先月末に多国籍石油会社のロイヤルダッチシェルと組んでベトナム沖南中国海の9区域で油田探査開発プロジェクトに着手することを決めた。ベトナムは先月28日「チュオンサ諸島・ホアンサ諸島がベトナム領土と表記されている」として西洋の古地図56点を公開したし、中国は翌日「西沙諸島海底で中国の遺物を大量に発掘した」と主張するなど歴史攻防も継続している。