清渓川は大腸菌だらけ…水遊び注意報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.16 09:50
ソウル都心の避暑名所として脚光を浴びている清渓川(チョンゲチョン)は見た感じとは違い、かなり汚染していることが明らかになった。ソウル市が06年2月から清渓川の上流と下流の3カ所で毎月水質を測定した結果だ。
この調査によると、大腸菌群の場合、水遊びができる水質の2級基準(100ミリリットル当たり1000個以下)を超過することが多かった。問題は、大腸菌群が汚染程度を表す指標細菌であり、それ自体の危険性よりも他の病原性細菌やウイルスが含まれている可能性が高いという点だ。このため水遊びをすることで病気に露出する危険がある。
今回の調査結果は、漢江(ハンガン)の水を浄化して流すから清潔だという市民の通念とは異なる。このように清渓川の細菌汚染が激しいのは、大雨が降れば汚染された下水が下水管を越えて河川に流れる構造になっており、下流で石・岩に細菌がついて次第に育っているためと分析される。