韓経:【社説】韓国自動車産業、柔軟化改革から目をそらし共倒れに行くのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.12 11:29
3年前に「グローバルビッグ5」を誇った韓国の自動車産業がいつのまにか世界7位に押し出された。2016年のインドに続き、昨年はメキシコにまで追い越された。世界10大自動車大国のうち唯一3年連続で生産台数が減った結果だ。
「年400万台」という生産マジノ線が脅かされているところに危機の深刻性が増幅される。昨年2.1%減少して402万9000台にとどまった生産台数は特別な反転の契機がなければ今年400万台割れが有力だ。「年400万台」は韓国自動車産業のバリューチェーンの健全な作動を担保するための最小生産台数とされる。年400万台生産を下回ることになれば「規模の経済」に打撃を受ける部品業界が倒産危機を迎え、さらに自動車の品質低下につながる悪循環が避けられないということだ。