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【コラム】韓国人には不動産でない野望が必要だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.09 14:18
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1%、5%所得を享受する人たちが不動産に多くの投資をするため、格差はさらに広がる。富の不平等は常に所得不平等より大きい。韓国の場合、5年前より不平等の深化が顕著だ。「グローバル・ウェルス・レポート(Global Wealth Report)」によると、2010年に韓国の上位10%は韓国の富全体の60%を占めた。今は信じがたいほど高い75%に近づいている。

富の不平等は、特に不動産所有という目に容易に浮かぶ不平等は、ほかの否定的な結果を生む。物質的なものだけでなく心理的な悪影響もある。高級住宅地に住むというのは、より良い教育環境、誇示型消費文化、そしてさまざまな面で有利な人脈と関係している。特に韓国で見られる富の相続は所得・富・権力の分配が不公正だという印象の深める。

 
こうした問題が自ずと解決すると期待する人たちもいるだろう。しかし大きな犠牲を払いながらコリアンドリームを夢見る人々は、今後、不動産価値が落ちるのを目撃することになるだろう。長期的に見ると、人口高齢化により需要が減るため、不動産価値の下落はほぼ必然的だ。

新しい可能性もある。高いレベルの技術を保有する人々がソウルのあまりにも高い住居価格のために韓国の他の都市に移住することだ。楽しいことが彼らを待っているかもしれない。韓国で地理的な移動がより活発になれば、革新の拡散を通じて新しい韓国が誕生する可能性もある。

そのような可能性の実現も考えられるが、まずは韓国中産層とコリアンドリームに関する討論が必要だ。討論は税金と脱税問題を綿密に扱わなければいけない。また、より低い階層に落ちる人たちのために、より堅固な社会保障制度を樹立するべきであり、貸出市場も改革しなければいけない。

現在のコリアンドリームはソウルに大きな坪数のマンションを所有するのと同じ意味だ。現状態に対する疑問を提起することが必要だ。不動産でなく他の野望、そしてより広い野望からなるコリアンドリームが出てこそ、韓国の国民がもっと幸せになるのではないだろうか。

ステファン・ハガード・サンディエゴ・カリフォルニア大(UCSD)教授


【コラム】韓国人には不動産でない野望が必要だ(1)

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