「UAE、ドラマ『大長今』が人気、韓国料理・服・化粧品の勝算ある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.29 09:57
「アラブ首長国連邦(UAE)で事業をするなら現地の事業パートナーの国籍から確認して下さい」。
27日、ソウル三成洞(サムソンドン)のCOEXインターコンチネンタルホテルで会ったインデックス・ホールディンググループのアブドゥル・サラム・アル・マダニ(Abdul Salam Al Madani)会長(57)が明らかにした“UAE進出”へのアドバイスだ。1928年に設立されたインデックス・ホールディングは、コンベンション・ヘルスケア・貿易などを網羅する企業だ。彼は28日までCOEXで開かれていた『韓国-UAE経済協力フォーラム』に参加するために訪韓した。アル・マダニ会長は「UAEには全世界200カ国余りの人々が皆集まっている」として「現地パートナーがUAE国籍を持っていない場合、政府事業入札などで不利な場合もあるので事前確認が必須だ」と強調した。
2009年に不動産バブルがはじけて破産直前まで落ち込んだUAE経済は最近、急速な成長の勢いに転じている。それだけに韓国企業人の関心も高い。アル・マダニ会長は「UAEには製造基盤が足りないので、韓国は多様な品目で勝算があるだろう」と話した。彼は「UAEのほとんどの人々は韓国について自動車や電子製品だけを思い浮かべるが、最近では食べ物・服・化粧品・医療装備などにも関心が高くなっていて有望な分野だ」と話した。彼は「伝統服を着た女性が料理をする姿が出てくる韓国ドラマ『大長今(テチャングム、日本タイトル・宮廷女官チャングムの誓い)』やアニメの『ポロロ』、『プッカ』などの韓国キャラクターがUAEをはじめとする中東地域で人気が高い」と伝えた。