南北外交長官が3分間対話…どのような話が交わされたのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.08 09:26
国連安全保障理事会が北朝鮮産の石炭全面禁輸などを含めた制裁決議2371号を採択し、その翌日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官がフィリピン・マニラで北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相と会った。外交部当局者によると、ASEAN地域フォーラム(ARF)など東東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外交長官会議に出席中の康長官は6日(現地時間)午後、議長国のフィリピン側が主催したガラ晩さん会で李外相と3分間接触した。行事開始前のVIP控室でだ。
康長官は李外相に「韓国新政府のベルリン構想と後続措置次元の2種類の提案(離散家族対面および軍事会談)に対して、北側からまだ何の反応もない」と指摘した後、「2種類の提案は急がれる事案で、他の政治的事案をすべて横に置いてでもすぐに施行すべき事案なので、早く呼応することを期待する」と述べた。これに先立ち、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7月6日、独ケルバー財団の演説で▼南北間対話の再開▼軍事境界線での敵対行為の中断▼離散家族の対面再開▼北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)参加--などを提案しながら「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と会う用意がある」と明らかにした。