トランプ大統領「FTAで赤字深刻」、文大統領「米先端兵器購入」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.08 08:59
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、トランプ米大統領との電話通話で、韓米同盟を戦略的次元からアプローチした。北朝鮮の核とミサイル問題を解決するためには何より堅固な韓米同盟が重要だとして両国の信頼を強調しながらも米国も韓国に出すものは出してほしいというメッセージを伝えたのだ。
文大統領は電話会談で、「北朝鮮と対話をしてみたか」とトランプ大統領が尋ねると、「いまは対話する時ではない。北朝鮮が核を放棄したり廃棄したりする時まで制裁と圧迫をしなければならない」と答えたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が伝えた。北朝鮮に対する圧迫と制裁が北朝鮮を対話の場に引き出そうとする手段にならなければならないという韓国政府の基本原則は維持しながらも、北朝鮮に強硬な立場を見せるトランプ大統領と一種の「コード合わせ」をした格好だ。