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【時視各角】「車壁」に遮られた国、大韓民国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.27 13:05
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農民のペク・ナムギさん(69)が日曜日の午後に死亡した。ペクさんが警察の放水砲を浴びて昏睡状態に陥ってから317日間も集中治療室に現れなかった警察は、ペクさんが危篤という便りに病院を取り囲んだ。目的は剖検だった。事件当時の映像と診療記録があるが、あえて遺体をのぞく理由は何だろうか。

実際それほど驚くことでもない。12日に国会公聴会で姜信明(カン・シンミョン)前警察庁長官はペクさんに関連してこのように話した。「人が負傷したり死亡したからといって無条件に謝罪するのは適切でない」。警察力によって生死の狭間をさまよっていた人に最小限の礼儀を示そうとする気持ちは感じられない。

 
注目すべきことはペクさんが倒れた昨年11月の集会当時の警察指揮責任者(姜前庁長、具恩洙前ソウル警察庁長官)の面々だ。偶然にも2人とも青瓦台(チョンワデ、大統領府)社会安全秘書官(旧治安秘書官)を務めた。集会当時、その秘書官の地位にはイ・チョルソン現警察庁長官がいた。

私は青瓦台秘書官経歴者が警察の首脳部を掌握したのがペクさんの死と無関係ではないと信じる。青瓦台で大統領と首席秘書官らの指示に基づいて動いた人を、青瓦台を出てから8、9カ月後に警察のトップに座らせたのは、警察組織の政治的中立性を無視するものだ。青瓦台の一言一言に踊らされるしかない。

デモがいくら過激だとしても放水砲を人の頭部に執拗に直射するのはあり得ないことだ。この人たちにとってデモ隊の青瓦台方面への行進は「何があっても阻止しなければいけない」絶体絶命の問題だったのでは。また、車壁を突き破られるのは深刻な危機だったのでは。検察がペク氏事件の捜査に消極的だった理由もその辺りにあるのかもしれない。

憲法が集会の自由を保障する理由は、市民の意見と主張を時々刻々と国政に反映するためだ。投票する時だけ意見を明らかにし、投票しない時は「黙ってろ」というのは憲法違反だ。集会とデモが安全に行われるよう保護するのは警察の任務だ。ペクさんの事件は、人権と憲法でなく車壁のイデオロギーが警察首脳部の精神世界を支配していることを見せている。


【時視各角】「車壁」に遮られた国、大韓民国(2)

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