岐路に立つ韓国ICT…第4次産業技術レベルは「ビッグ5」最下位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.04 13:04
未来の成長動力に挙げられる「第4次産業革命」5分野のうち4分野で、韓国が主な比較対象国の中で技術レベル(技術格差)が最も低いという政府傘下機関の報告書が出てきた。
科学技術情報通信部傘下の情報通信技術振興センター(IITP)は韓国・米国・中国・日本・欧州の▼人工知能(AI)▼モノのインターネット(IoT)▼ビッグデータ・クラウド▼3次元(3D)プリンティング▼知能型ロボット--など第4次産業革命5分野の技術レベルを評価した。IITPは専門家の評価と論文・特許などを活用した。
5分野の約50人の学者が2カ月間にわたる資料の検討と討論を通じて結論を出した専門家の評価で、韓国はIoTを除いた4つの分野で最下位だった。全分野で1位になった米国との技術格差は3Dプリンティングの場合2.6年で、中国(1.7年)にも1年近い遅れをとった。人工知能の格差は2.3年と、中国(1.9年)に初めて逆転された。5つの分野を合わせた平均技術レベルも5カ国のうち最も低かった。