【噴水台】オンドル

【噴水台】オンドル

2009年07月20日14時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  オンドルのアルファベット名「ondol」はブリタニカ百科事典に掲載されている。「kimchi」(キムチ)に「kimuchi」(日本のキムチ)で対立する日本でも、オンドルは「ondol」だ。たまに「ondoru」と表記しても韓国式底暖房であることを明らかにしている。日本の建設会社ユアサホームが開設したサイト「ondol.jp」にはこう書いている。「オンドルとは極寒の韓国で5000年以上の古くから使用されてきた、世界でも優れた床暖房システムです」オンドルの遺跡は韓半島と満洲・沿海州に集中している。米国アラスカ州でも跡が発見されたが、北東アジアオンドルとの関係はまだ究明されていない。

  韓国のオンドルが海を渡ったのは日帝強占期の時だ。1920年代、廉想渉(ヨム・サンソプ)の小説『万歳前』に見れば、日本の風呂場の中でこんな話が行き交う。「朝鮮は今ごろかなり寒いよね」「でもオンドルがあるから、部屋にさえ入ってうつぶせになったら最高さ」日本東京の帝国ホテルを設計を進めた米国建築家フランク・ロイド・ライトは1914年、日本人たちが丸ごと奪った韓屋でオンドルを体験した。オンドルの魅力にすっかりはまったライトは以後、一生をオンドル伝播者として生きた。オンドルは韓国人をほかの国の人と区別する兆候にもなった。安東大学イム・ジェヘ教授によれば日本の警察は埠頭にたき火をくべておいて寄り集まった人の中で、火に背を向けて当たる密入国朝鮮人を捕えて連行した。暖かい床に背中を当てる癖、何気なく表れるその習性が問題だった。

  ソウル居住の外国人であるアンドルー・バーグルントシはオンドル礼賛論者だ。「ヨーロピアンたちはどうしてこういう暖房をしないのか。1メートル94センチの私が横になっているとき、長い脊椎が暖められる感じは本当に良い」とフィナンシャルタイムズとのインタビューで称賛した。

  日本・中国にオンドルを敷いた家が増え、カザフスタンの人々はオンドルのマンションに暮らすのが夢だという。それでもオンドルがどこででも歓迎されるのではない。モスクワのデパートでオンドルを敷いた石のベッドを見たロシア人たちは嘲笑した。「生きている人に石の墓で眠れって?」石のベッド企業はいられなくなって撤収した。

  本場である韓国ではむしろ「冷たい石」の扱いを受けた。まともな展示館、博物館一つ作らず、オンドル職人たちを雑役夫として接した。文化体育観光部、農林水産食品部、国土海洋部は、23日から韓屋、韓食、ハングル、韓服など「韓国スタイル」をテーマとした博覧会を開く予定だ。そこでオンドルを見物することができるだろうか。よりによってこの蒸す夏だ。

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