平壌のキム・テヒ「こっそり見た韓流ドラマ、最高だった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.04 14:33
「分断スチューピッド!統一グレイト!!!」。先月30日午後4時、ソウルにある崇実(スンシル)大ベンチャー中小企業センター309号室。学生およそ100人は好奇心いっぱいの目で正面に掲げられたキャッチコピーを見つめた。この日、学生が集まったのは統一教育協議会(常任議長チョン・ギョンソク)が統一運動団体「1090平和と統一運動」「女性団体協議会」と準備した「統一ドリームチームと共にするトークコンサート」に参加するためだ。「1090平和と統一運動」の金永来(キム・ヨンレ)共同代表〔元・同徳(トンドク)女子大総長〕は「きょう参加した学生たちが統一時代を引っ張っていく統一の担い手になってほしい」と激励した。
統一ドリームチームは脱北者で現在韓国で活動しているピアニストの金哲雄(キム・チョルウン)氏、「平壌(ピョンヤン)のキム・テヒ」と呼ばれているタレントのハン・ソヒ氏、崇実(スンシル)大のイ・ジョンチョル教授、東亜(トンア)大のカン・ドンワン教授、中央日報統一文化研究所のイ・ヨンジョン所長ら5人で構成された。司会を務めた国防テレビのキム・ヒヨン・アナウンサーがコンサートの冒頭に「自分にとって統一とは?」と書かれたカードを学生たちに配った。学生たちは受け取ったカードの空欄に思い思いの言葉を書き入れ、主宰側はその中からの受賞作を選んだ。
1等はカン・ソクチャンさん(崇実大1年)の「統一はポップコーンだ」が選ばれた。カンさんは「劇場になくてはならないおやつのポップコーンのように、統一も青年の未来から外すことはできない」と説明した。2等のキム・ソンウさん(崇実大2年)は「統一はA+単位」と表現した。キムさんは「一途に願っているが、努力しなければ得られることができないため」と解説して共感の拍手を受けた。