大宇造船海洋債務調整案…国民年金が賛成へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.17 09:34
大宇(デウ)造船海洋に再建の道が開かれた。構造調整案通過のカギを握っていた国民年金公団が債務調整案を受け入れることを決めたためだ。これにより17~18日に予定された大宇造船海洋社債権者集会で構造調整案が通過される可能性が大きくなった。
国民年金基金運用本部は16日に投資委員会を開き、KDB産業銀行と韓国輸出入銀行が提示した構造調整案に賛成する立場を固めた。国民年金を振り向かせた決定的カードは産業銀行、輸出入銀行、大宇造船海洋が機関投資家32カ所に15日に伝えた「社債・企業手形(CP)償還履行確約書」だった。ここには社債権者集会が終わると同時に即時1000億ウォンを大宇造船海洋名義の口座に入金し、社債・CP投資家に担保として提供するという内容が盛り込まれた。1000億ウォンは大宇造船海洋が清算される最悪の状況を仮定した時に社債・CP投資家が確保できる金額(清算価値6.6%)だ。