金塊40キロを探しに脱北して韓国へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.06 09:52
ソウルで事業をしていたキさんの親は1950年に韓国戦争(1950-53)が始まると、故郷の大邱に疎開した。そこで生活している間、北朝鮮軍が南下した。キさんの家族はまた避難した。生活が豊かだったキさんの親はこの時、家などの財産を処分して金を購入した後、桐華寺に埋めたという。戦争が終われば探しにいくためだった。しかし戦争の混乱の中でキさんの家族は北朝鮮に行くことになり、そこに定着した。
キさんはこうした内容をキムさんに語った。キさんは父が金塊を購入して埋めた過程や位置などを詳しく説明し、「韓国に行けば必ず金塊を探しなさい」と話したという。キムさんは「キさんは現在、北朝鮮に暮らしていて、自分に金塊の発掘を委任した」と話しているという。