【社説】永宗島カジノ、北東アジア複合リゾート競争の中心にすべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.19 13:17
文化体育観光部が18日、中国・米国系合弁会社LOCZコリア(リッポー&シーザーズコンソーシアム)の仁川永宗島内外国人専用カジノ事前審査で適合判定を出したのは、韓国にとって挑戦であり機会だ。国内カジノ市場に外国資本が入る最初の事例、また、仁川経済自由区域庁の開庁後、単一規模では最大の外国人投資(100%外国人資本)という意味があるからだ。仁川経済庁は運営開始3年目の2020年には年間110万人を誘致し、国内総生産(GDP)の約0.25%(2012年基準)の2兆7000億ウォン(約2560億円)の経済効果と3万5000人以上の雇用効果を見込んでいる。今回の承認で、海外資本の韓国内カジノ複合リゾート投資が勢いづくことも期待される。
今回の承認は、最近アジア地域でブームとなっている複合リゾート事業に、韓国も外国資本を誘致して本格的に飛び込んだという意味がある。日本も2020年東京オリンピック(五輪)に合わせて東京・大阪・沖縄などにそれぞれ5兆-10兆ウォンが投入される4カ所の複合リゾートを建設し、関連サービス産業を主導するという計画だ。ロシア極東地域のウラジオストクにも2カ所の複合リゾートが近いうちにオープンする予定だ。今回の承認は本格的な競争を予告する信号弾だ。