【社説】韓国検事わいせつ疑惑、適当に覆おうとしてはいけない

【社説】韓国検事わいせつ疑惑、適当に覆おうとしてはいけない

2018年01月31日14時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  統営(トンヨン)支庁所属のソ・ジヒョン検事が先輩検察幹部(現在は退職)からわいせつ行為を受け、謝罪要求に伴う人事報復まで経験したと主張した。ソ検事は検察内部の通信網に掲載した投稿文とJTBCのインタビューを通じて、当時の検察高位幹部がわいせつ行為の事実を隠すために加担したという疑惑も提起した。その加害者として名指しされた元検察局長は「記憶はないが謝る」と曖昧に立場を明らかにした。隠蔽者とされている元高等検察長の崔教一(チェ・ギョイル)自由韓国党議員は「事件そのものを知らなかった」と疑惑を否定した。

  ソ検事によると、事件は2010年ある葬儀場で起きた。法務部長官に同伴していた幹部が不適切な身体接触を行い、その様子を複数の検事が目撃したというのがソ検事の主張だ。この暴露が事実なら、公開の場で同僚検事を相手に起きた犯罪に検事が全員「傍観者」になったという点で嘆かないわけにはいかないことだ。検事は内部の性犯罪に寛大な姿をしばしば見せてきた。記者や一般職員を対象にしたわいせつ行為やセクハラが問題になれば軽い懲戒や人事措置に終わった。内部で口をつぐみ、措置を講じることすら回避しようとしたケースもあった。正式に起訴された事例はなかなかない。検察は男性の比率が相当高いうえに序列・権威意識の根が深く、旧態から抜け出すことができないという指摘を長い間受け続けてきた。

  ソ検事の投稿が公開された後、ある検察幹部は「かなり以前ことで、最近では想像もできないことだ」と述べた。この言葉のように、性平等文化が検察にもある程度浸透したとは言えるだろう。だが、関連者の調査など真相究明の努力もせずに「人事過程の問題点を発見できなかった」との立場を明らかにした法務部の態度を見ると、まだこのような事態に対する深刻性を理解していないとも考えられる。文武一(ムン・ムイル)検察総長は「徹底した調査」の約束を守るべきだ。検察は人権と遵法精神の守護者だ。
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