サムスンの再構成…事業再編と承継、そしてM&A(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.21 11:04
経営権継承に向けた作業も急ピッチで進んでいる。グループ支配構造の頂点にある第一毛織(旧サムスンエバーランド)の上場がその信号弾だ。今回の半期報告書で言及された系列会社のうち相当数は第一毛織の事業再調整と直結し、「第一毛織の価値を高める」という共通した方向性を持つ。結果的に李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に重さが増すという解釈にも説得力がある。現在第一毛織の株主名簿には李在鎔副会長(25.1%)、李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長(8.4%)、李敍顕(イ・ソヒョン)第一毛織ファッション部門社長(8.4%)のサムスン創業3世代目の名前が上がっている。
旧エバーランドと第一毛織ファッション事業部が合併し年間売り上げは5兆ウォン台を突破する見通しだ。また、給食と食材流通事業を切り離してサムスンウェルストーリーを新設して100%子会社にした。3月には首都圏最高のゴルフ場と評価されるソウルレイクサイドCCまで買収し系列会社に編入した。