【グローバルアイ】米朝交渉前に2つに分かれた韓国国会代表団
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.12 10:26
ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談をめぐり、米国議会はもちろん韓国国会も混乱する雰囲気だ。10日に文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が率いる代表団14人と、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が率いる自由韓国党の代表団7人が別々にワシントンを訪問した。一方は南北および米朝関係改善に対する立場を、別の一方は非核化部門での悪い合意、いわゆるスモールディールに対する懸念を伝える。
羅卿ウォン代表と姜碩鎬(カン・ソクホ)外交統一委員長、金在庚(キム・ジェギョン)議員、白承周(ペク・スンジュ)議員の4人は国会代表団にも含まれ、ペロシ下院議長との会談など一部の行事は共にし、現地議員・専門家懇談会、特派員懇談会は別にする。姜碩鎬委員長は「核廃棄ではなく核凍結会談になったり、在韓米軍や合同演習など韓米同盟が議題になってはいけないという声を米国の官民に伝える」と述べた。「首脳会談に対する懸念について米国民主党と深く議論する予定」とも話した。ハノイ首脳会談をきっかけに、韓米政党交流史の伝統を崩して保守の韓国党と進歩の民主党がで連帯する可能性が出てきたのだ。