誰が金英哲のソウル訪問に花道を用意したのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.28 14:38
労働党統一戦線部長の金英哲(キム・ヨンチョル)のソウル滞在は論争を呼んだ。対南挑発の象徴である彼を、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)閉会式の北側代表団長として送った。46人の将兵の命を奪った韓国哨戒艦「天安」爆沈挑発の核心人物だという国民の批判が続くと、韓国政府は「主犯と断定することはできない」として防弾幕を張った。発言する姿さえも公開されなかったが「朝米対話の用意を明らかにした」という青瓦台(チョンワデ、大統領府)の伝言もあった。突然のように「平和のメッセンジャー」に変身した金英哲。彼の韓国訪問2泊3日間に表れた問題点と論点を探ってみる。
「私も知らないうちに左傾盲動分子によって引き起こされたことであり、朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領に申し訳なく思う」。