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「CNNは小さな国連…アジア出身というのが私の長所」(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.16 16:42
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--入社時からCNNで成功するという目標があったのか。

「初めはこれほど長くいるつもりはなかった。3~4年で移るつもりだった。CNNニューヨーク支部で仕事をして4年目になった2000年の末、仕事に疲れて辞めるといった。韓国に戻ろうかとも考えていた。その時に上司が『ではCNNインターナショナル香港本部はどうか』と提案してきた。香港で2~3年だけいようと思ってきたのが、すでに14年目だ。気楽で楽しく仕事ができる所だ。勇気を出して心が傾くままにすることをうまくやった。成功は、高い地位を目指せばいいというものではないようだ。ただし常に肯定的に考え、今いる場で絶えず革新しなければならない」

 
--肯定的な考えが成功の秘訣ということか。

「率直に言ってCNNほどの会社で仕事をする人々はみな賢い。こんな組織で成功する人の最も大きい差別点は、考えが肯定的だということだ。実際、CNNの仕事は大変でつらい。災難現場に直接行かなければならず、空港でテントを立てて野宿するケースも多い。使命感と肯定的な思考がなければ耐えられない」

◆「女性だから」と考えたことない

--CNNは性別や人種にともなう差別はないようだ。

「全くない。女性だからだめ、またはその逆の考えを初めからしてみたことはない。女性の記者やカメラマンがアフガニスタンやイラク・シリア取材現場をかけずり回っている。アジア人ということはグローバル・メディアグループで仕事をするには長所だ。CNNは『小さな国際連合(国連)』だ。多様性はCNNの重要な資産だ。特に国際社会でアジアの声が大きくなっているので一層そうだ。韓国的な情緒は私が仕事をするのにも役に立った」

米国フロリダ生まれの米国国籍者エレナ ・リーは幼少期を韓国で過ごした。ソウルで外国人学校に通い、高校卒業後に米国に渡ってジョージタウン大学で国際関係学を専攻した。

--米国で長く暮らし、米国式の教育を受けた。それでも韓国的情緒があるか。

「私の頭は米国人だが、感性は韓国人だ。情が深く、感情が豊かだ。人々と親しく過ごすことが大切だと思っている。そのような韓国的情緒が、私が仕事する上で大きな長所として作用した。グローバル企業に成長した韓国企業や、世界に広がった韓流ブームを見れば誇らしい。この頃はどこへ行っても韓流について話す。ぎこちない雰囲気を打ち破るアイス・ブレーカー(ice breaker)だ」

--常に忙しいようだ。ひょっとして仕事中毒者ではないのか。

「そうではない。PDは数多くのニュースの中から重要なものだけを選び出す職業だ。何を捨てるのか決めることを訓練してきた。仕事と生活のバランスも同じだ。仕事だけに熱中しているのが成功ではない。要領よくやるべきだ。この頃も週末には友人らと2時間ほどウォーキング運動をしている」

--この先の計画があれば。

「私は今まさに一歩踏み出した。今は、より重くなった私の責任を全うすることにまず集中する」

インタビューの最後に、そっと結婚の予定について尋ねた。彼女は「ふぅ、韓国では必ず年齢や結婚について聞く」と笑った。「私は結婚を計画して、するしないという人間ではない。今でもどこかで私のパートナーがすっと現れたら当然(結婚を)するだろう」。

エレナ・リー…1997年ニューヨーク大学でジャーナリズム修士過程を終えた後、CNNニューヨーク支部にプロデューサーとして入社。国連世界観光機関(UNWTO)傘下のステップ(STEP)財団ト・ヨンシム理事長が母親。弟はイ・ジェヨン国会議員(セヌリ党)だ。2007年に世界経済フォーラム(WEF)が選んだ「若いグローバルリーダー200人」にも名前を上げた。(中央SUNDAY第392号)


「CNNは小さな国連…アジア出身というのが私の長所」(1)

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