<サッカー>“守備の核”洪正好がけがで脱落…韓国五輪代表が危機
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.06.04 10:21
史上初のメダルを狙うサッカーの韓国五輪代表チームが危機を迎えた。主将でDFラインの柱の洪正好(ホン・ジョンホ、23、済州)が最終エントリーに合流できなくなった。
サッカー界の事情に詳しいある関係者は3日、「左ひざをけがした洪正好の回復が遅れている」とし「リハビリ期間は予想よりも長引く見込みで、7月末に開幕するロンドンオリンピック(五輪)本大会に出場するのは事実上不可能」と伝えた。続いて「所属チームの済州(チェジュ)が洪正好の現在の状態や復帰時期など詳しい状況を明らかにするための記者会見を準備中と聞いている」と付け加えた。
洪正好は4月末に行われた慶南(キョンナム)FCとのKリーグ試合で、相手選手の激しいタックルを受けて左ひざを負傷した。けが直後に実施した磁気共鳴画像装置(MRI)検査の結果、「完治まで3カ月が必要」という判定を受けたが、その後の精密検査で「2カ月なら復帰可能」という医療スタッフの所見を受けていた。