韓経:【社説】韓国の景気回復局面、短期間で終わりかねないという警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.04 13:21
7-9月期の高成長(前四半期比1.5%)にもかかわらず、今後の景気に対する不安心理が広がっている。全方向に波紋を及ぼすマクロ経済変数から揺らいでいる。原油価格不安、金利上昇、ウォン高の「3高」が現実になっていく。家計負債、通商摩擦などを考慮すると手を出す余地もほとんどない。輸出が好調なだけで、内需と投資が本格回復軌道なのかも疑問だ。企業は来年の経営計画がすべてこんがらかっていると訴える。
そうした点から「現在の景気上昇局面は長続きしにくい」という現代経済研究院の診断は企業の「合理的疑い」を代弁する。金利引き上げにともなう消費萎縮、「3高」の経済成長制約、建設投資の崖などがリスク要因だ。「過ぎ去った成績表」より10-12月期の景気先行指数の下落反転に注目する必要がある。