半分に削減された予算500億ウォンで…国軍重症外傷センター来年着工=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 13:17
軍の中で発生した銃傷などを専門的に治療する国軍重症外傷センター建設事業が来年着工されると韓国国防部当局者が4日、明らかにした。この当局者は「当初、ことし工事をはじめて2018年の完工を目指していたが、企画財政部との予算協議が遅れて事業の開始もずれ込んだ」とし「センター設立に否定的だった企画財政部が、最近、立場を変え、現在、協議が最終段階にある」と伝えた。
企画財政部は当初、年間250人前後の軍内銃傷や爆発事故による患者のための別途の医療施設建設が非効率的だとして難色を示し、事業の妥当性から再検討すべきだと主張していた。また、ソウル松坡(ソンパ)の慰禮(ウィレ)新都市にあった軍施設を移転し、収益の一部(1028億ウォン、約98億円)をセンターの建設に投じる「寄付対譲与」方式で進めるのも不適切だと判断した。すでに慰禮新都市開発の収益の一部が国庫に入ったためだ。