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「CNNは小さな国連…アジア出身というのが私の長所」(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.16 16:42
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スーパー台風「ハイエン」がフィリピンを襲った昨年11月8日。廃虚に変わり果てた街と残酷な被災者たちの姿を世界に最初に生々しく伝えたのはCNNだった。台風上陸24時間前にCNN取材チームがあらかじめフィリピンのタクロバン市に到着したからこそ可能な報道だった。取材チームの派遣決定を下したのは韓国系のエレナ・リーCNNアジア・太平洋本部総括本部長(43)だった。

「実際に台風が近づく前までは被害がどれほどになるのか分からない。それで普通メディアはすでに災難が近づいた後に現場に向かう。私たちは過去の経験とデータを持って判断した。結局ハイエンが史上最悪の台風として記録されたので、その判断は正しかった」。

CNNアジア太平洋本部はこの報道で英国王立テレビ協会「今年のニュース チャンネル」など数々の賞を受けた。

 
1997年にCNNニューヨーク支部に入社した後、超高速昇進を記録してきたエレナ・ リー本部長は最近、その役割がさらに大きくなった。今月10日、CNNインターナショナル首席副社長に一段階昇進した。世界200カ国余り、3億8000万世帯の視聴者を持つCNNインターナショナルの海外本部(米国を除く)では最高位職だ。アジア系がこの職責に上がったのはCNN史上初めてだ。

日本出張中のエレナ・リーと12日、電話インタビューを行った。韓国語よりも英語が楽だという彼女は、短く答える時は韓国語、長くなると英語を使った。

--今回の昇進でアジア・太平洋地域本部だけでなくCNNインターナショナルの特集番組編成までつとめることになった。

「その通り。国際業務を新たに引き受けることになった。だが依然として私はアジア太平洋本部がある香港で仕事をする。国際業務を引き受けようとするなら米国アトランタ本社や英国ロンドン本部で仕事をしなければならなかった慣行が、初めて崩れた。CNNがアジアをどれほど重要視しているかを見せる変化だ。アジアはイシューと機会にあふれている場所だ。ニュースを作る者としてアジアで仕事をするのは興味深い」

--CNNといえば素早い災難現場の報道が思い浮かぶ。

最近アジアでは唯一大きな災難が多かった。「過去1年間は本当に仕事が多かった。フィリピン台風に続きマレーシア旅客機の失踪事故、セウォル号惨事まで。ハイエン台風の時にCNNは一歩先に取材チームを送り、ミステリーだったマレーシア旅客機事故時は多様な角度からこれに照明を当てる深層報道をした。過去1年は非常に忙しかったが、最もやりがいのある時期だった」

◆海外本部最高位職、初のアジア人

--災難報道をする時の原則があるならば。

「私たちの原則は単純だ。偏見なしに報道すること。CNNは私たちが見たものを視聴者に伝える。また犠牲者と遺族に最大限の敬意を示す。セウォル号惨事を報道する時も、この報道原則は適用された。セウォル号惨事は韓国出身として特に胸が痛かった。CNNはセウォル号に関連して多くの胸が痛むような理由を報道したが、何より最も悲しかったのは、いくらでも防げた惨事だったという点」

エレナ・リー氏はニューヨーク大学大学院に通っていた時期にCNNでインターンとして仕事をして最初の縁を結んだ。大学院卒業後である97年、ニューヨーク支部にプロデューサー(PD)として入社して『In the Money』プログラム・ローンチを担当した。2001年にCNNインターナショナルのアジア太平洋本部へ移って『Eye on China』といった企画番組を製作して地位を固めた。(中央SUNDAY第392号)


「CNNは小さな国連…アジア出身というのが私の長所」(2)

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