朴大統領、貿易・投資の振興を強調…父・朴正煕の輸出振興会議を手本に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.02 10:16
会議は、財界人が問題点を話せば長官が答えて解決策を模索する、いわゆる「トラブルシューティング(trouble shooting)」方式で進行された。現場の問題点など250件が報告された。「円安対策の準備が中堅企業に対する輸出支援対策となる」 「特殊装備車を輸出する際、バイヤーに見せようと海外でショーをする場合、多くの費用がかかる。予算を支援してほしい」などの要求が続いた。中小企業の輸出支援対策に関しては即席で50件の解決策が用意された。
この日の貿易投資振興会議は、形式と内容の面で過去の輸出振興会議と似ていた。出席者の規模や構成、業界の苦情を聞いて政府の立場を説明する方式などがそうだ。朴正煕政権で4年3カ月間にわたり財務部長官を務めた金竜煥(キム・ヨンファン)セヌリ党常任顧問は「輸出振興会議を非常に重視していたため、財界人や経済団体長がそろって出席し、いつも朴元大統領が会議を締めくくっていた」とし「今日の会議も当時と流れが同じ」と述べた。