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【コラム】科学だけがあり技術はない韓国科学技術情報通信部

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.03 11:42
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科学技術を語る時、科学と技術はどう違うだろうか。よく語られる科学、すなわちサイエンス(science)は、物理学や生物学、数学のような自然科学を、技術(technology)は科学の原理を利用して何かを作り出す「工学」を意味する。そこでそれぞれを遂行する人を科学者と工学者と呼ぶ。だが工学者もやはり技術者と区分する意味から「応用科学者」と呼んだりもする。

新年初めから何をややこしい話かというかも知れない。年末の12月20日に科学技術情報通信部が2017年の韓国科学賞と工学賞受賞者を発表した。科学賞はソウル大学数理科学部教授と蔚山(ウルサン)科学技術院化学工学部教授が受賞した。工学賞は高麗(コリョ)大学電機電子工学部教授、浦項(ポハン)工科大学化学工学科教授が受賞した。

 
ここで感じた疑問。韓国科学賞と工学賞を受賞した人は教授しかいないのだろうか。研究開発投資が国内総生産(GDP)比で世界最高水準という韓国で研究開発は大学だけでするという話だろうか。年間50兆ウォンに達するという民間研究開発を行っている企業所属の研究者は科学者や工学者ではないという話なのか。そうでなければ彼らは教授に比べ世界トップ水準の研究実績を出したことがないという意味だろうか。世界最高水準の半導体技術とスマートフォン、世界1位のバッテリー、太陽電池技術に対する研究と業績はこれまで教授だけのことだったのか。

知らないふりで賞を与える科学技術情報通信部に尋ねた。「…正しい指摘だ。だが企業側からは推薦がなかった。2018年からは考慮したい」。返事のニュアンスの中には「現実を知らずに言うな」という感じが隠れていた。科学技術のうち技術を代表するという韓国工学翰林院に尋ねた。工学翰林院は工大教授と企業家(研究員)が会員の団体だ。工学翰林院側は「そうしたことはわれわれに尋ねもしない」と答えた。

答はやはり「縄張り」だった。実務を担当する韓国研究財団が科学技術情報通信部登録財団であるためだった。これに対し工学翰林院は産業通商資源部に登録されている。産業通商資源部は企業家だけを管轄するため、科学技術情報通信部としては「よその家の人」である企業研究者は管轄する必要がないわけだ。これほどなら科学技術情報通信部をただ科学部と呼ぶのが良さそうだ。さらに自分の家の人のうち「乙」の立場に置かれる25の研究所研究員は何なのか。

科学と技術(工学)の境界は時間が経つほどに薄れている。21世紀の遺伝子技術の代表走者であるCRISPRは科学であり技術だ。融合の時代に「自分の仲間」ばかり取りまとめていては当然グローバル競争で勝つことはできない。今年の年末の2018年韓国科学賞と工学賞は官庁の境界を超える名実ともに大韓民国最高の権威を持つ科学技術賞になれば良いだろう。

チェ・ジンホ/産業部次長

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