朴大統領、貿易・投資の振興を強調…父・朴正煕の輸出振興会議を手本に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.02 10:16
1969年当時、朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領が南悳祐(ナム・ドクウ)財務部長官を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に呼んだ。朴大統領は両手で洗濯物を絞るジェスチャーを見せながらこう述べたという。「南長官、絞り取るばかりではなく…」。物価安定のために緊縮財政をしても、輸出を増やせるよう大企業には資金を支援したり、税制支援をする方法はないのかという要旨だった。当時、南長官はこう考えながら青瓦台を出たと回顧録で明らかにしている。「24時間輸出のことばかり考える大統領がこの地球上に他にいるだろうか」。
朴正煕元大統領は65年から「月例輸出振興会議」を開き、自ら輸出を管理してきた。この会議は69年から全国経営者団体連合会(全経連)・貿易協会長団ら100人以上が出席する輸出振興拡大会議に進化した。朴元大統領は79年10月26日に死去するまで150回ほど開催された会議をほとんど主宰した。