サムスン物産・KEBハナ銀行…2つの大規模合併会社がきょうスタート(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.01 11:35
31日、ソウル・乙支路(ウルチロ)の外換銀行本店建物の看板が下ろされた。1967年の創立から48年ぶりだ。その場所には「KEBハナ銀行」の看板が掲げられた。KEBという外換銀行の英文名称は残り、存続法人もやはり外換銀行だ。だが、従業員の名残を惜しむ気持ちは大きかった。本店に設置されたホワイトボードにはある従業員が「外換銀行の翼は心の中に永遠に残っているだろう」と書いた。
ハナ銀行と外換銀行が統合したKEBハナ銀行が1日に正式にスタートする。金融業界では事実上ハナ銀行が外換銀行を合併したと解釈している。外換銀行の“事実上の退場”は通貨危機以降の朝興銀行、商業銀行、第一銀行、韓一銀行、ソウル銀行の退場に続き改めて銀行再編を象徴する事件という評価も出ている。