【時視各角】北朝鮮が韓国を吸収統一すると?(1)

【時視各角】北朝鮮が韓国を吸収統一すると?(1)

2017年07月11日10時41分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米保守シンクタンクであるニクソンセンター(ナショナル・インタレスト)のハリー・カジアニス局長は「北朝鮮の国家戦略を知りたければ、あえてオックスフォードやエール大の博士になる必要がない」と話す。少し時間を割いて映画『ゴッドファーザー』3部作を見るだけで十分だということだ。

  「ただ、ファミリーの生き残りのために戦う」「自身の権力に少しでも障害になれば、相手の組織はもちろん、義理の兄弟、過去の血盟まで除去する」。金正恩(キム・ジョンウン)はゴッドファーザーのアル・パシーノの道を選んだようだ。叔父の張成沢(チャン・ソンテク)、異母兄の金正男(キム・ジョンナム)を除去して血盟である中国まで無視する姿が全く同じだ。

  核は手段だ。では、その次は何だろうか。ランド研究所の軍事専門家、ブルース・ペネット博士は北朝鮮の目標を「吸収統一」と見ている。韓国による北朝鮮の吸収統一でなく、北朝鮮による韓国の吸収統一だ。数百の核兵器、ICBMを手に握って米国を脅迫し、韓国を事実上北朝鮮に渡してもらうという目標の下で動いているということだ。「吸収統一をしないから信じて交渉のテーブルに出なさい!」となだめているところに「逆吸収統一」だと?とんでもない、あり得ない非常識的な話だ。だが、非常識と非現実は違う。

  文在寅(ムン・ジェイン)政権発足2カ月。一連の外交的渦巻の中で固まった「3(韓日米)対3(朝中露)」の構図も韓国にとって有利な状況でない。

  中国、ロシアは、たとえ北朝鮮が6回目の核実験に踏み切ったとしても現在の態度を変えることはないだろう。今回の20カ国・地域(G20)首脳会議で習近平国家主席がICBMを発射した北朝鮮に「我々の血盟」と口にした本音を考えてみる必要がある。「今回だけは立場を変えるだろう…」という「モンテカルロ法の誤差」に我々は陥っていた。

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