【コラム】青瓦台の「野党平壌招請ストーキング」失敗記
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.13 13:02
先月16日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党5党院内代表の昼食会談。文大統領が力説したキーワードは2種類だった。
「平壌(ピョンヤン)で開かれる3度目の南北首脳会談に一緒に行ってください」「板門店(パンムンジョム)宣言批准に同意してください」。文大統領は「国会でそうすれば平壌で(私が交渉するのに)大いに役立つだろう」としながら何度も頼み込んだ。昼食が終わった後に対話内容を整理するために残った5党の院内代表が「大統領はお帰りください」と言ったが文大統領は席を離れず「批准してほしい」「北朝鮮に行こう」という話を繰り返したという。
数日後に5党院内代表のうちビッグスリーである「共に民主党」の洪永杓(ホン・ヨンピョ)氏、自由韓国党の金聖泰(キム・ソンテ)氏、「正しい未来党」の金寛永(キム・グァンヨン)氏が集まった。金聖泰氏が口を開いた。「与野党院内代表が大統領随行団のようについて行くものなのか。不適切だ」。金寛永氏もこれに同調した。結局反対2、賛成1で文大統領のオファーは失敗に終わった。